こんにちは恋愛ライターの榎木です。
突然ですが、あなたの周りにはホストにハマっている女性はいますか?
実は 筆者の学生時代からの友だち(M子)はホスト好きで、もう10年近く通っている ことになるかもしれません。
もちろんM子は現在進行形でホストに通っています。
そのせいで何度か私とも揉め、縁が切れそうになったこともあるほど……。
その他にもインタビューの仕事を通して、ホストにハマっている女性を何人か取材した経験があります。
今回はそんな彼女をすぐそばで見ていた私、そして実際にホストにはまっている友だち・M子の体験を交えながら、「ホストにハマりやすい女性の特徴や依存から抜け出させるヒントについて」お話しいたします。
- ホストにハマりやすい女性の特徴を知りたい
- 女友だちがホストにハマっているんだけど、そのまま放置していて大丈夫?
- ちょっと気になる相手が、ホストに通ってるらしい……。どんな女性心理なのか気になる
- 彼女が昔はホスト通いしていたことを知ってしまった。また通いだすのではないかと、言葉には出さないけれど心配している
といった男性は是非チェックしてみてください!
今回お話する内容はあくまで私と仕事でインタビューをした女性、そして女友だちM子の経験だということをどうかご承知ください。
ホストにハマる女性には共通点がある
一般的に「ホストにハマりやすい女性」には特徴があると言われています。
次の項目から詳しくお話しして行きますが、実際にM子自身もそうですし、インタビューをした女性たちにも共通点がありました。
もし自分の彼女がその特徴に当てはまっていて、実際にホストに通っていると言うのであれば、注意が必要かもしれません。
逆にもうホストは卒業しているのであれば、他に気持ちを持っていくところができたということ。
もちろんふとした出来事からホスト依存に戻ってしまう可能性もありますが、 現在進行形で通っていないのであれば、それほど警戒する必要もない でしょう。
ホストにハマりやすい女性の特徴
ストレスを抱えている女性
職場などでストレスを抱えている女性は、ホストにハマってしまう可能性が高まります 。ストレスと一言で言っても、家庭や勉強でも感じるものでありますよね。
しかし、この「仕事のストレス」といったところがポイントです。
自由に使える金額が多い社会人の場合は、資金が尽きるまで時間がかかるため、ハマりやすいといえます。
完全に日常生活と離れる上に楽しいことばかりが起こるため、ホストクラブにいるとストレスがスッと消えていくのを感じるそうです。
風俗業など人に奉仕する仕事をしている女性
先ほどの「ストレスを抱えている女性」にもつながりますが、例えば風俗業といった、人に奉仕をする仕事をしている女性はホストにはまりやすいようです。
普段他人に精一杯尽くしているからこそ、大切に扱われるとホストの言動が心にしみてしまい、そのままハマってしまうといった流れになってしまう のだとか。自分もそういった水商売や風俗業をしているからこそ、ホストの言葉がすべて本音でないことも理解しています。
しかし実際に大切にされてしまうと、そのまま流されてしまうのです。
また、風俗で働いていることは周りにカミングアウトできませんよね。
ときには愚痴や励ましの言葉もかけてくれるため、さらにハマってしまうようです。
一人でいることが無理な寂しがり屋で、穴埋めに男性を求める
ホストにハマりやすい女性は、基本的に寂しがり屋です。
その 寂しがり屋の「寂しい」といった感情の穴埋めとして、男性を求める女性が多数 。
例えば穴埋めとして女友だちとの食事や趣味といったものも考えられますが、一時的に気持ちが高まったとしても、結局は寂しさを埋めるといったところまで到達しないのです。
「そういったものはあくまで時間つぶし」と答えていた女性もいました。
気になった相手に対しての独占欲が強い
先ほどホストにハマる女性は寂しがり屋といった特徴をお話ししましたが、他にも構って欲しい!気持ちが人一倍強い女性も多いです。
自分の方を見ていてほしい!相手を独占したい!といった気持ちが高まり、 自分がホストクラブに滞在していない時間に、担当と違う女性と楽しく話しているのを想像するだけで、一気に情緒不安定になってしまって……と語っていた女性もいます 。
とにかく自分の方を向いていてほしい!そして構ってほしい!といった気持ちが強い女性は、ホストにハマりやすい傾向があるといえそうです。
サバサバした姉御肌の女性
ホスト依存の女性のイメージとしては、どちらかと言うと恋愛慣れしている女性といったイメージを抱くかもしれません。
しかし中には、女の子扱いされた経験が乏しい女性もいます。
例えば サバサバとしたアネゴ肌のタイプの女性は、これまで女の子として扱われたことがなく、ホストでお姫様扱いをされると気持ちが高まってしまい、何度も通ってしまう ようになってしまった……という話を聞いたことがあります。
その女性はホストクラブには一人で通っているため、 普段の生活では身につけないような女性らしいアクセサリーを選んだり、可愛らしいメイクをしたりと、まるでデート感覚のようなワクワクとした気持ちにさせてくれるのもあって、なかなか抜け出せない と話していました。
サバサバとしている女性であるからこそ、自分のキャラクターにとらわれてしまい、可愛らしいファッションも日常では選べないけれど、ホストならば解放できるといった複雑な心境もあるようです。
他にも男性と交際経験が薄い女性も、女の子扱いにコロリと気持ちが落ちてしまうケースも多々あります。
生まれ育った家庭に何らかの問題を抱えている
これはM子はもちろん、これまでインタビューしてきた女性にも共通していることです。
ホストにハマる女性の特徴として、家庭に何らかの問題を抱えていることが多いでしょう。
とくに 父親に何らかのトラブルを抱えているケースが非常に多くなっています 。
M子も幼い頃から父親に愛人がおり、それが当たり前の環境で育ってきました。
両親が不仲なのは、家庭内においてもはや見慣れた景色であり、M子は誕生日には母親ではなく、父親の愛人からプレゼントを渡されてきたそうです。
他にもインタビューした女性の中には、 幼い頃から父親と衝突が絶えなかったり、逆に全く関心を持たれなかったりといった事情を抱えている女性が多かった ですね。
ホスト通いする女性心理
自分のタイプの男性にチヤホヤされるのが楽しい
私の友達であるM子は、ホストにハマる前はジャ〇ーズ系アイドルに長くハマっていました。
M子は昔から面食いで、とにかく顔が良い男性が大好き。
その顔が良いといったのもなかなかレベルが高く、芸能人レベルでないと納得しないほどでした。
恋愛においても性格よりもとにかく「顔」を最優先にするため、さまざまなトラブルを経験しています。
M子も面食いの自覚があるので、 単純にホストで自分の好みのタイプにチヤホヤされるのが楽しく、通うことを止められない と本人も話していました。
先ほど話したジャ〇ーズ系アイドルはこちらから相手を見ることができたとしても、当然ながら向こうから自分の存在を認識してもらうことはできません。
関係としては一方通行ですよね。
しかしホストであれば、指名することによって隣に座ってくれるだけでなく、連絡先を交換することもできます。
ときには同伴という名のデートもできますし、長く通っていることで恋人のような雰囲気にもなっていくでしょう。
そういった 好みの相手を自分で選び、踏み込んだ関係性が築けるところも、ホストの楽しいところ なのだとM子は話していました。
今まで感じたことのない刺激で毎日が楽しい
ホストクラブの中を実際に見たことのある男性が少ないかもしれませんが、 薄暗く大人のムード満点だったり、反対にキラキラとゴージャスであったり、逆にスタイリッシュでデザイン性が高かったりと、店のコンセプトに合わせてさまざまな空間が演出されています 。
それがどれもが非日常的であり、普段の生活とはかけ離れたスペースになっています。
そういったところで身なりを整えた好みの男性と会話をし、ときには褒めて大切にされるといった時間は、ホストクラブでしか味わうことはできません。
そのため一度ホストにハマってしまうと、金銭面や指名した相手が他の女性と仲良くしているのを見てツラいといったネガティブな感情を抱きつつも、刺激的で楽しい気持ちが上回る……と語っている女性もいました。
担当をナンバーに入れる為に頑張る
男性でも自分が指名しているキャバクラ嬢が、店のナンバーに入ったら嬉しいものですよね。
そういった ナンバーに入ると自分も嬉しい!といった感情が、男性よりも女性の方が強い ように思えます。
実際に私もキャバクラに通っている男性のインタビューをしたこともあるのですが、自分のお気に入りがナンバー入りしたら嬉しいといった気持ちはありますが、それよりも自分に構ってくれなくなることも多いと不満を漏らす人もいました。
もちろん個人差があるでしょうが、指名したキャバクラ嬢がナンバーに入ることで、男性の方が寂しさや自分だけの存在ではないのだな……といった、複雑な感情を抱くことが多いようです。
しかし 女性の場合は、自分の指名がナンバーに入ってくれると嬉しく、自分も認められているように感じています 。
また「担当と自分が一緒に頑張ったからナンバーに入れた」のだといった気持ちも強く、共同作業で成功を収めたのだといった感情が強くなりますね。
担当を独占したい
先ほどキャバクラに通っている男性の話をしましたが、ホストに通っている女性の方が「指名した相手を独占したい」という気持ちが強いように感じられました。
同じホストを指名している女性とホストクラブ内で鉢合わせをしたのであれば、対抗意識が芽生え、入店時に決めていた予算よりも多く使ってしまった……と語る女性もいました 。ホストクラブの特有のシステムとして「ラスソン(ラストソング)」というのがあります。
その日に最も売り上げがあったホストが閉店前に歌うと行ったもので、そのときに隣に座れるのは、やはりその日メインになってお金を使った女性になることがほとんどです。
ホスト依存をやめさせる方法
例えば自分よりも遠い存在であったり、顔見知り程度の関係性の女性であったりすれば、ホスト通いも本人の自由だと感じるでしょう。
しかし少し気になっている相手や、自分にとって身近な存在であった場合は、できればホスト依存から抜け出してほしいと感じますよね。
どうすればホスト通いを辞めさせることができるのでしょうか。
正直なところ、 「これで彼女はホスト卒業できます」といった明確な手段はないのですが、ヒントをいくつかご紹介して行きます 。
ホストクラブのことを否定しすぎない
ホスト通いを辞めさせようとすると、ついやってしまうのがすべてを否定をしてしまうことです。
依存から抜け出してほしい思いから、、、
- どうせホストなんて、女のことを金づるとしか思っていない
- ホストに通うなんて時間の無駄だ
などと否定して説得するケースは非常に多いです。
ただこの「金づるとしか思っていない」「相手は仕事」といった内容の言葉は、実は女性自信も理解しています。
結局は仕事だから自分に優しいのだということはわかっているのですが、そこから抜け出せない……といったケースが非常に多いでしょう。
そのため一生懸命否定をしても 「部外者のあなたに何がわかるの?」といった反抗的な気持ちになってしまい、逆にホストクラブではなく、あなたから離れてしまうことにつながります 。
彼女の話を聞いてあげる
男性であれば、寂しさや複雑の感情を受け止めることができるかもしれません。
ただホストクラブに通うな!担当に依存するのをやめろ!と説得するのではなく、まず彼女が何を思っているのか?ということに耳を傾けてください 。
そしてその上で、ホスト以外で解消する方法を一緒に見つけてあげると良いでしょう。
先ほどもお話ししましたが、とにかくホストなんてムダなんだからいくな!と伝えても、なかなか難しいものがあるというのを忘れないでください。
これまで経験したことのないものに誘う
旅行やイベントであったりと、彼女がこれまで経験したことのない物事に誘ってみましょう。
ホストに通う理由が「非日常的な空間でストレスを発散したい」というものであれば、 他にストレス発散できることを繰り返すことによって、自然とホストから卒業することができるかもしれません 。
私がインタビューした女性の中には、長年同じホストに依存していた女性がいました。
その女性は担当と一緒に旅行に行き、その際にイルカと一緒に泳ぐ「ドルフィンスイム」を体験したそうです。
そのとき、一緒にいた担当ではなく、そのイルカと一緒に泳ぐことが楽しいと感じたのだとか。
またやってみたいと思い、自然と担当と距離が生まれ、ホストクラブを卒業したと言っていました。
この他にも ホスト依存を克服した女性は、何らかのきっかけが起こって突然通うことがバカらしくなり、そのまま卒業したといったが多い です。
そうとはいっても、なかなか彼女の心に何が響くかを探すのは難しいものです。
些細なことでも、何らかのきっかけをつくる手伝いができると良い ですね。
見守り、ストッパーになるのも一つの方法
現在進行形でホストに通っているM子に対して、私が何をしているのかというと「見守る」といったスタンスです。
こんな項目を書いておいて友だちのホスト依存をストップできていないじゃないか!と思う方もいるでしょう。
実際に私も何度も試行錯誤をし、M子のホストクラブ通いをやめさせようと努力をしたことがあります。
しかし 一時的に止めたとしても結局また担当との関係が戻ってしまったり、私に隠れてコソコソと通うようになったりと、うまくいきませんでした 。
その中でM子は金銭面でのトラブル……ハッキリ言うと借金をしていたこともあります。
M子の親が支払うことで問題は解決しましたが、借金が発覚した当時は大変でした。
今は トラブルを起こさないのであれば見守り、助言をした方が良いのではないかといった考え方になっています 。
そのスタンスもあってか、M子もホストクラブ通いが制御できているようです。
できれば卒業してほしい気持ちはもちろんありますけどね……。
ホストに依存し破滅する前に気付かせてあげて
私が取材をした女性の中には、以前は普通の会社員として働いていたのに、ホストに通うために水商売の副業をスタート。
そのまま風俗の仕事が本業になっていったと語っていた方もいました。
本人が当時のことを話している中で、印象に残っている例えがあります。
それは、、、
- まるで 滑り台のような感覚で、一段一段階段を登って行き、滑るのが当然のようにスルッと風俗の仕事を始めていた
- 水商売行きのエレベーターに乗っているかのような感じだった。その階で終わりだから、下らないとみたいな
です。
もちろん稼いでいたり、自分の給料の範囲内でホストクラブを楽しんでいる女性もいるでしょう。
その一方で担当のために無理な副業を始めたり、少しでも良い収入になるものに転職まで考えてしまうといった状況は、非常に危険です。
自分の事情より担当を優先する行動にでたら黄信号
周りにいる女性がホストクラブ通いを理由に、自分の事情よりも担当を優先させるような行動を取ったときには、早めに忠告をしてください。
そうとは言っても、忠告程度ではなかなか止められないこともあるでしょう。
しかし、 忠告をすることで「自分には心配してくれる相手がいるのだ」ということが彼女の心に残り、万が一のときのストッパーになれる かもしれません。
もう一度言いますが、ホストクラブを否定したり、どうせ仕事だよ訴えても、彼女の心には響きません。
「そんなことはもうわかっている」「あなたに何が分かるの?」といった反抗的な感想を抱かれるだけです。
ホストクラブや担当の悪口で彼女の目を覚まさせようとするのではなく、 自分はあなたのことが大切だから、こんなに心配しているのだよ……といった気持ちを伝えるようにしてください ね。
私もM子との関係もなかなか難しいものがありますが、彼女が破綻しないように見守るのと同時に、早く卒業する手伝いができればなと思っています。